古代アメリカ人のごちそうはマンモスのステーキでした
アメリカCNNニュース12/6
新たな研究によると、クローヴィス人 Clovisとして知られるアメリカ先住民 の古代の祖先は、氷河期にマンモスなどの大型動物を食べていたということがわかりました。
研究者らは、彼女が主にマンモス(食事の約35%を占める)を食べていて、ヘラジカ、バイソン、ラクダも食べていたとことがわかりました。小型哺乳類や植物の摂取量はごくわずかでした。
科学者たちは、モンタナ州南西部の小さな町ウィルサルの近くで発見された約1万3000年前に埋葬されていた18か月の幼児の遺体に含まれる食品が残した化学的な特徴を調べました。この少年はまだ授乳中だったため、科学者チームは彼の母親の食生活を推測することができたのです
クローヴィス人がマンモスなどの大型動物を殺すために、先端が鋭い槍状の「クローヴィスポイント」が付いた武器を使用していたことは専門家の間では以前から知られていました
クローヴィス人はマンモスの移動ルートに沿って長距離を移動した可能性が高く、数百年で北米全土、南米までのアメリカ大陸全体に広がったそうです。
人間がマンモスを狩ることで、この動物の絶滅を早めた可能性があるといわれています。