デンマーク 北欧神話「エッダEdda」の世界の終末ラグナロク・Ragnarokの真実
考古学者たちは、北欧神話エッダEddaのラグナロクRagnarok伝説に影響を与えた可能性がある1500年前の気候災害の痕跡を発見したのです。
ラグナロクは1,500年前にデンマークの人口減少を引き起こした実際の気候現象に起源がある可能性があるといいます。
西暦 6 世紀半ば、アメリカ大陸で 2 回の大規模な火山噴火が発生し、大量の灰と二酸化硫黄が成層圏に放出され、北半球の気候が急激に寒冷化したといわれています
当時の中国の年代記には、太陽は月のように青白く冷たく輝き、穀物は実らず、成層圏にまだ残っている火山物質の粒子のせいで星が1年以上も覆われていたと記されています。
考古学者たちは、デンマークの人々がラグナロクの出来事の前兆である「エッダEdda」の世界の終末ラグナロク・RagnarokでいうフィンブルFimbulvetrの冬を予期していたため、これらの堆積物は太陽を取り戻すための儀式的な供物であった可能性があり、実際この時期にデンマーク全土で埋蔵された貴重品や埋蔵物の増加も確認されています
さらに、グリーンランドの氷床コア年代測定で西暦539年から541年までの3年間に樹木の成長が衰え、成長条件に影響を与えた地球規模の深刻な寒冷化現象が起こったことを示す年輪が見つかっています
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