女性の結婚と離婚
女性の離婚は面倒くさい。
多くの女性は、結婚に伴い、夫の名字に変更する。
離婚をして、夫の名字を名乗り続けることもできるが、子供のいない私にとってはその名字を名乗り続ける必然性はない。
名乗り続けるメリットがあるとすれば、銀行やクレジットカードなど、たくさんの名義変更の手間が減ること(住所などの変更は結局必要だが)、そして表面的に離婚したことがバレないこと、くらいか。ラッキーなことに、職場では旧姓を名乗り続けていたために、急に呼び名が不自然に変わることはない。
そもそもなぜ女性だけがこんなに面倒くさいのか。
そして、「離婚」の持つネガティブなイメージにもうんざりする。
「離婚します」
この言葉を聞いて、「かわいそう」と思う人は少なくない気がする。
その背景にはどこかに古風な結婚観が紛れている。
恋愛の行きつく先は結婚であるとか、女性は一人になったら不幸になるのだとか、離婚=結婚に失敗したとか、暗黙のどこか「かわいそう感」があるのではないか。
そんな考えに抗って生きていきたい。
自分の幸せは自分が決める。
離婚=人生の失敗ではない。
そんな風に自分に言い聞かせる今日この頃。
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