離婚調停(準備編):意見書?陳述書?
私は、毎年、夏休みや、冬休みが待ち遠しくてしょうがなかった。
結婚してからその想いは強くなった。
海外旅行やフェスなどの大きなイベントの予定がなくても、仕事から離れてフツウの日常を送れることがすごく楽しみだったのだ。
今年の冬休みはまったく違う。
ダンナと離れ、実家で過ごす年末年始は何年ぶりだろうか。
これまで夫婦連名で作っていた年賀状は今年はない。
年賀状そろそろやめたーい、と思っていたがこんな形で強制終了となるとは夢にも思わなかった。
時間を持て余す冬休みではあるが、やらないといけないことがある。
来月の離婚調停への準備だ。
離婚調停の申し立て人(ダンナ)、相手方(私)。
申し立て(つまりダンナが離婚をしたいということ)に対する答弁書、つまり自分の意見をまとめて提出する必要があるのだが、とてもじゃないが用紙の記入スペースには収まらない。
借金、不倫、暴力など、わかりやすい理由だったら良いのだが、
「合わない」という理由に対しての意見を数行にまとめるには無理がある。
なんでも別紙を添えることが可能らしいので、
意見をまとめてみることにした。
意見書というのか、陳述書というのかいまだによくわからないが、A4で5枚程度に収めるのが良いとか。
チャリで30分ほどのところに見つけた、ちょっと気になるベーグル屋さんで考えることにした。ベーグルにはやっぱりクリチ。誰がこの組み合わせを考えたんだろうと思うほどに美味しい。
私たち夫婦も先日まではベーグルとクリームチーズに負けないくらいのベストコンビだったはずなのだ。いや、ベーグルとクリチは調停で争うことなど決してないか。
「明けましておめでとうございます」ではなく、
「年が明けましたら、調停でございます」という今年の冬休み。
明日は意見書(陳述書)の推敲をどこのカフェでしようか。
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