簡単にタロット占いをするには

どうも雑水です。
今日は趣味でタロットをやっているけど、て難しくてどうやればいいのかわからないといわれるので、すごく簡単な方法を書いていこうと思います。
雑な説明になりますが、難しくないものなんだと思ってもらえると嬉しいです。

占いは魔法ではなく、偶然から出す対話の道具

初めに基本的な話ですが、自分は占いを魔法の道具だとは思っていません。
対面鑑定のときは特にそうですが、偶然出した紙切れから対話をしていき、問題の本質をみていくということだと思っています。
宇宙の真理が~神が~魔術が~というのを求めている人は話が合わないのでこれから先を読むのはおすすめできません。

カードの意味は考えない

タロットカード、ライダー版準拠で記述していきます。
大アルカナ22枚。小アルカナ56枚(カップ、ソードなど四種類。1から10と、従者、騎士、女王、王様の計14枚が四種類)の計78枚になります。
大アルカナはそれだけで物語ができるので、大アルカナだけの占い、小アルカナをいれてのフルデッキというやり方などがあります。

まず占いで尻込みするのは、この78枚のカードの意味。しかも、カード一枚につき、四つほどの意味があり、逆位置まで含めると覚えるのは膨大な量になります…が、覚えなくていいです。
まったく覚えなくていいというわけではなく、注目すべきところを覚えておけば大丈夫です。

まず、絵を見てみましょう。意味はだいたい絵でわかります。
次に数字です。
そして登場人物。

なんとなくこうかな?でいいです。趣味なので。お金をとるわけではないので、そこまで細かく極める必要はありません。
それよりも実際にデッキに触れることが大切です。カードゲームをしたことがある人ならわかりやすいですかね?ルールはやって覚えようというわけです。

スリーカードでやっていこう

展開方法は様々ありますが、一番わかりやすいスリーカードの展開をしていきましょう。
枚数を増やすぐらいなら、後述しますが展開し直す方がわかりやすいです。

スリーカードとは、過去、現在、未来を三枚で表す…なんて書かれ方をした本もありますが、もっと自由に設定ができます。
自分が一番やっているのは、現状、原因、助言。助言のところは結果にするというように考えています。

根本的な話になるのですが、なぜ占いをしようと思うのかというと、現在の状況が苦しんでいたり悩んでいたりするからだと思います。
さらにいえば、現状の自分の悩みを理解したくない人が意外に多いことがあります。悩みすぎというか、なぜ悩むのかという根本がわからず、自分は何に悩んでいるのかをわかりたいという方が多い印象があります。

なのでまずは現状をみます。多くの枚数での展開は必要なく、スリーカードでまず頭の整理をしていきます。

現状に重きをおく

リーディングでは現状がどうなのかをみます。
質問に対して現状のカードが同一であるはずです。

例えば、今自分は苦しんでいて…という質問があったとして、出たカードが愚者だとします。
愚か者!と読むのではなく、まずは確認です。質問がそれでいいのか?もしくは今、一歩踏み出したんじゃないか?という感じです。
愚者のカードは考えるだけ無駄や、一歩踏み出したばかりの自由人の意味もありますが、流れを確認していく方がいいです。

いわないと当てれないの?という人もいますが、そいういうのはエスパーの仕事なので、気にせず問題の確認をしていきましょう。

こうでしょ!というように決めつけると、占いをした側のストーリーに沿わないといけなくなります。
占いの主役は占いをした側ではなく、占いをされた側です。読み違えを防ぐためにも、こうじゃないですか?といって、違うのなら、別な視点でみていきましょう。

絶対に、いや、あなたはこう思っているでしょう!や、本当かな?そう思っていないのでは?と誘導するようなことはやめましょう。
それよりも、もう一度カードを展開しな直す方がいいでしょう。

深くみるならカードの展開は一回にしない

カードを一回しか展開しないのは時間がないときや、結果がわかっているときだけにします。
問題の本質がみえたらカードを再度混ぜて展開し直します。
一回だけにすると、占いをした側がカードを読んで作った物語に固執してしまうからです。

一回の展開である程度問題の本質がわかったら、問題点からもう一度スリーカードで出してみましょう。
一回の展開でだらだら話をしているのは、非常に無駄な時間になるのと、カードの意味ばかりを見始めて、占われる側の事情がわからなくなりがちです。
ですので、しきり直しとして何度か展開してまみしょう。
時間も一つの質問に対しては10分か20分として、それ以上はやらないようにするのがいいでしょう。

最後に

占いは趣味でやれる面白いものです。
偶然が重なって、自分や占われた側の悩みや問題の本質がわかる。本質がわかると対処がわかる。対処がわかると心の重さが消えていく。というようなものだと自分は思っています。
占いで問題が解決したり、解決方法がわかるのではなく、問題に向き合って対策していく方法をみつけるから解決すると自分は思っているので、中世のアーキネーターみたいな?もしくはChatGPTのようなものです。
タロットなどの占いが凄いとかはなく、向き合いたくない問題を第三者目線で出すために占いをしています。

雑で簡単に書きましたが娯楽として楽しんでいけるものだと思いますので、興味がある人はぜひタロットに触れてみてください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。


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