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バカでも分かる3分で読める4P分析解説記事

╲この記事は3分で読めます╱(2075文字)

4P分析とは?

4P分析という言葉は知っているけれど、具体的なイメージがわかずあまり活用できているかどうかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。まずは簡単に説明していきます。4P分析とは・Product(製品)・Price(価格)・Place(流通)・Promotion(プロモーション)の4つのPの頭文字から取った、視点からターゲット市場を分析し、自社の課題や強みを発見する分析手法です。

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【4つのPとは?】

「Product:製品」
何を売るのか?取扱うモノの種類、品質、オリジナリティ、デザイン、ブランドなど

「Price:価格」
いくらで売るのか?モノを構成する原価、人件費、管理費、収益、支払い方法、分割・値引き条件など

「Place:流通」
どこで売るのか?モノを動かすための物流、販路、立地、在庫管理方法、配送パターンなど

「Promotion:プロモーション」
どのようにして売るのか?モノを売るための広告宣伝、営業活動、販促物、広報など

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【4P分析の活用方法】

いくらプロモーションやマーケティング戦略に長けていても製品自体に魅力がなければ売れません。自社製品が他社製品と比較して、価格や品質や性能が良いか、保証やアフターケアは十分かなども分析する必要があります。「他よりも高いけれども品質が抜群に良い」や「やすくてうまい」など他社との違いを明確にして差別的戦略をとることも重要です。まずは同業他社がどのような製品販売やサービスを行っているのか、自社製品を購入したお客様に対してアンケート調査を行うなどして情報収集することから始めてみても良いでしょう。必要であれば商品の抜本的なチェンジも行うことも考慮します。また、顧客に自社の商品・サービスをいかにPRするか、どのような言葉が響くのか、キャッチコピーを考える上でも役立ちます。

【店舗の代表例】

[ユニクロ]
ファストファッションを提供するアパレルショップとして大きな知名度をもっているユニクロ。なんといってもPrice部分が重要視されますが、ただ安いブランドだけで終わらなかったのは考えられた戦略が活きています。

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Produc)

製品は手頃な価格でありながら高品質なファッションを提供。特に普段着に力を入れています。

Price)


ユニクロといえば低価格というイメージをもっている方ばかりでしょう。材料調達や生産などを自社でおこなうことで商品のコスト削減に成功しています。展開方法として新しいブランディングを打ち出して定番商品となった後、商品を絞り込むという戦略も低価格で提供できる大きなポイントです。しかしユニクロの価格で注目するべき点は、他社の価格競争に巻き込まれないようにするためさらに低価格のブランドとしてGUをつくったことです。「ユニクロは安物」というイメージにならないようにし、良質なファッションとしての印象を残すため他の低価格ブランドと競争しない位置で提供しています。

Promotion)

広告展開をする際にはシーズンごとにもっとも売り出したい商品を絞り込んで宣伝しています。TVのCMではモデルの動きがあるものが多く、「動きやすさ」を印象づける広告です。

Place)

全国で多くのユニクロの店舗に加え、ECサイトでも販売をおこなっています。また日本よりも海外の店舗数のほうが多く、世界的にも良質なファッションとしてブランディングに成功しています。


[スターバックスコーヒー]
スターバックスはコーヒー豆の挽き売り専門店として、アメリカ・シアトルで1971年に創業されました。実質的な創業者であるハワード・シュルツ氏が、ミラノ出張の際に現地のカフェ文化に魅了されたことにより、1987年より本格的なカフェ事業に乗り出したのです。

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Product

業態はカフェであるが、価値の本質はコーヒーではなくサードプレイスとしての場所・時間

Place)

コーヒー1杯の価格帯は400円前後と高め。その高さゆえに長居しても気まずくなく、スタバの利用に対するブランド体験を保証している

(Place)

クオリティ維持のため、ほぼ全ての店舗が直営店。フランチャイズ戦略をとるコンビニなどと違って店舗展開しにくい
人材の確保(店長は必ず正社員)、土地の確保(会社が買い上げる必要がある)が難しい

(Promotion)

CM広告は今まで一度も実施したことがない。立地や内外装に投資し、利用者のSNS投稿や口コミが広がっていくことでブランド認知度を高める


【実際の分析方法】

やり方としては、基本的にはテンプレートを用意し、「製品」や「価格」そして「流通」「販売促進」という順番で行っていきます。初めて行う方は以上で紹介した事例をぜひ参考にしつつ、効果的なマーケティング戦略が立てられるように計画、実施を行いましょう。

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【まとめ】

4P分析に限らずですが、マーケティング戦略は立案して終わりではなく、実行・評価してこそ意味があります。自分の策略を練る際は代表例をお手本にして、ぜひ4P分析を活用してみてください。

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