今は帰宅してエンゼルパイを食べるのが一日の楽しみ

仕事が終わって家に帰ると、冷蔵庫にはエンゼルパイが冷えている。
銀色の包みを破いて、鼻を近づけ匂いを嗅ぐと、チョコの甘い香りがする。
小さな幸せを感じる瞬間だ。

エンゼルパイはなかなか売ってない。
近所のスーパーで売ってて、時々買っていたが置かなくなってしまった。
どうも特売の品らしく、入荷は不定期とのこと。
とてもがっかりした。
最近探し回って、売ってる店を見つけた。
家から少し離れた店で、遠いので行くときはまとめて買ってくる。

エンゼルパイの好きなところは、堅いんだけどフワッとする食感。
マシュマロをビスケットで挟んで、チョコレートコーディングされてる。
ビスケットをチョココーティングしてるので、最初の歯触りは堅い。
でも、ビスケットとビスケットの間はマシュマロなので柔らかい。
堅いのと堅いのの間が柔らかくて、その食感が独特だ。
ビスケットはおせんべいやクッキーのような堅さではない。
アイスでビスケットではさんだのがあるけど、あれもしっとりしてる。
エンゼルパイのビスケットはしっとりはしてないけど堅くもない。
チョココーティングで表面だけが堅い。

小さいのであっという間に無くなってしまうのが残念だ。
ロッテのチョコパイのように大きければいいのにって思うこともある。
しかし、小さいからおいしいのかも知れない。
少しだから貴重な感じがしておいしさが増すのかも。
売ってる店が少なくて、手に入らないこともあるからおいしさが増すのかも。
まとめ買いするから、2個続けて食べることもある。3個食べたこともある。
たくさん食べるとすぐに無くなるので、大事に食べたいと思う。

幸せは大事にかみしめたい。
小さいから少ないからといって、パクパク食べたら幸せもあっという間に終わる。
いつも味わってゆっくり食べようと思ってる。
でも、おいしいからパクパク食べてしまう。
いつまでもエンゼルパイがあればいいのに。
この幸せが続くことを祈りたい。

_202002222249