雑司が谷散人の街道遊歩 0538
東海道 26日目-17 2018.10.16
日本橋から51番目の石部宿。
京都三条大橋から数えれば3番目の宿で、早朝に京都を出発した旅人は、その日のうちに石部で泊まるのが一般的だったという。
水口あたりから街道筋の民家でよく目にするのが、木部をベンガラ塗りにした朱塗りの建物。
ベンガラは木材の腐敗防止に効果があるという顔料の一種。
東海道旧道沿いの町名は、石部東から石部中央へと変わる。
宿の中心部へと近づく。
珍しい丸窓の蔵。
東海道旧道は石部中央交差点へ。
ここは高札場跡。
この左手が、三雲氏の築いた石部城址。
石部中央交差点を渡ると、右手に小ぶりな白い建物。
今は個人宅だが、ここは旧淡海銀行石部支店で、昭和2年築。
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