雑司が谷散人の街道遊歩 0750
中山道 6日目-03 2019.4.29
神流川を渡ると、群馬県へ。
戸田橋を越えて以来の埼玉県をようやく通過。
武蔵国から上野国に入り、これより中山道は上州路となる。
神流川の群馬県側河川敷に残る中山道旧道。
滅多に人が通るとも思えない砂利道に沿って、庚申供養塔。
神流川橋を渡ると、国道17号右手に旧道が分かれる。
その分岐点に、実物大に復元された見透燈籠。
往時のものは高崎市内の諏訪神社に移されている。
これより新町宿に入る。
新町宿は江戸から11番目の宿で、ここから碓氷峠手前の坂本宿までが上州7宿と呼ばれる。
中山道で最も遅く成立した宿で、承応3年のルート変更で本庄宿からほぼ直線で倉賀野宿へ至る道筋が開かれた。
それ以前の中山道は、陽雲寺手前で北へ向かい、烏川対岸の玉村から倉賀野へ向かうルート。
中山道旧道右手の八坂神社脇に、芭蕉句碑。
ここには柳茶屋と呼ばれた茶屋があったようだ。
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