雑司が谷散人の街道遊歩 0498
東海道 25日目-08 2018.9.19
土山宿で多く目に入るのが、往時の屋号を掲げた家。
その看板も大きく、宿としての街の歴史に住民の誇りを感じる。
土山宿の江戸方入口には、生里野の地名がある。
蟹が坂飴などを出す茶屋が多かったという。
お六櫛といえば、木曽の名産といわれるが、土山宿の江戸方寄りにはお六櫛屋が多かったという。
鈴鹿馬子唄に「坂は照る照る 鈴鹿は曇る あいの土山雨が降る」とある。
田村神社前の土山宿入口に道の駅「あいの土山」があるが、「あいの」はこの馬子唄による。
東海道旧道右手に、一里塚跡の標柱。
土山の一里塚は江戸から110里目。
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