雑司が谷散人の街道遊歩 0526
東海道 26日目-05 2018.10.16
水口宿の特徴は、宿の東部が並行する三筋の道筋からなること。
中心が東海道で、南北に裏通りが通る。
三筋の分かれ目は高札場跡。
水口宿の初夏の風物詩は、かんぴょう干しの風景だったようで、広重の五十三次でもそれが描かれている。
水口宿には本陣1軒、脇本陣1軒、旅籠41軒。
今も旅籠だったと思われる建物が多数残る。
河内屋もそのひとつか。
水口宿は城下町だったこともあり、その賑わいは「街道一の人留め場」といわれるほどだったとか。
水口宿の名物のひとつが、毎年4月の曳山祭。
水口神社の例祭で行われる曳山の巡行祭。
宿のあちこちに曳山蔵がそびえる。