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雑司が谷散人の街道遊歩 0874

中山道 9日目-03 2019.7.30

杉玉の古民家の向かい側は、中山道筋でも有数の米穀問屋として知られた「黄壁布屋」土屋作右衛門家。
造り酒屋、質屋、立場茶屋、寺子屋なども営み、総領や大庄屋とも呼ばれた家。

土屋作右衛門家

借宿の中山道旧道は、右手前方に浅間山を望みながら緩やかに上っていく。

借宿

中山道旧道右手に、ひときわ大きな馬頭観音の碑。
借宿は、信濃国を中心に発展した中馬と呼ばれる運送手段で賑わった間の宿でもあり、大きな馬頭観音碑や馬の姿が彫られた常夜燈などに、借宿の歴史が刻まれている。

馬頭観音

中山道旧道が国道18号へ合流すると、右手に草津道を示す道標が残る。
「従是左上州くさ津道」と刻まれ、草津方面との追分だったことが分かる。

草津道の道標

追分宿に近づく国道18号。
標高が1000mを超えたことを確認。

標高1003m

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