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雑司が谷散人の街道遊歩 1016

中山道 12日目-11 2019.11.5

国道142号左手に、山を背にした山の神社。
近くには、沢に沿っていくつかの小さな社がある。

山の神

山の神社の先で、国道右手に中山道旧道が分かれる。
下諏訪の市街地に近い住宅街の旧道に道祖神。
4本の柱で囲まれる姿が、いかにも諏訪らしい風景。

道祖神

慈雲寺の北で国道右手に分かれた中山道旧道は、諏訪大社下社春宮の東側へと進む。
諏訪湖を挟んで2社4宮が鎮座する諏訪大社。
このうち下諏訪にある下社は春宮と秋宮からなり、両宮間はおよそ1.2キロ離れ、毎年2月と8月に御霊代が遷座する。
春宮の境内中央に神楽殿。
天和元年頃の造営という。

諏訪大社下社春宮

神楽殿の後ろが幣拝殿。
左右の片拝殿とともに安永9年築で、幣殿と拝殿が一体となった二重楼門造り。
諏訪大社は本殿が無いのが特徴で、春宮では幣拝殿の奥にある杉の木が御神木で、幣拝殿奥の御宝殿の四隅に、御柱が建立されている。

幣拝殿

諏訪大社下社春宮の境内から中山道旧道へ戻る。
右手には下諏訪の市街地を望むが、その奥には諏訪湖の湖面も見える。
山並みの鞍部には、小さく富士の頂も。

下諏訪の市街地を望む

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