雑司が谷散人の街道遊歩 0623
京街道 2日目-10 2018.12.19
枚方市、交野市一帯は天の川・七夕伝説の発祥の地といわれる。
京街道旧道周辺は天之川町。
京街道旧道は天野川へ。
川は磐船渓谷から流れ出て淀川に注ぐが、その緩やかな流れから天の川に見立てられ、交野、枚方一帯の天の川・七夕伝説の舞台となり、多くの歌人が歌に詠んだ。
天の川にかささぎの群れが飛来して橋となり、彦星と織姫の橋渡しをしたという中国古来の七夕伝説による。
天野川の鵲橋の南詰には、昭和7年架橋の先代鵲橋の親柱と橋桁の一部が残る。
今の橋は平成8年完成。
鵲橋から天野川に沿って京街道旧道に戻ると、そこは枚方宿東見附跡。
枚方宿に入る京街道旧道。
東海道五十七次の56番目。
京と大阪の中間点に位置し、陸路の京街道だけでなく、並行する淀川水運の拠点としても重要な宿。