雑司が谷散人の街道遊歩 0753
中山道 6日目-06 2019.4.29
中山道旧道は関越道の下をくぐると、烏川右岸の土手下に出る。
このあたりは烏川の洪水で集落や道の位置が変わってきたようで、今辿れる道筋は土手脇の畑の中を進む細い道。
この先で旧道は烏川の土手上に上がる。
烏川の土手に上がる中山道旧道。
右手の河川敷は、かつて伊勢嶋村という集落のあった場所で、洪水で村が無くなった後も、お伊勢の森と呼ばれた木立だけが残っている。
烏川土手上から中島の集落へ下りる中山道旧道。
中島にはかつて立場があり、一里塚もあったようだが、跡地は定かではない。
旧中山道の標識の先は烏川の土手。
その先には柳瀬の渡船場があった。
烏川を中島から対岸の岩鼻へと渡した柳瀬の渡し。
いまは渡船場の跡も無い。
国道17号旧道の柳瀬橋へ迂回。
国道17号旧道の柳瀬橋。
昭和5年架橋の珍しいポニートラス橋が今も現役。
もとは木橋だったが、対岸の岩鼻地区に陸軍火薬庫が建設され、早々に鉄橋に架け替えられたという。