雑司が谷散人の街道遊歩 0695
美濃路 1日目-07 2019.3.3
幅下公園から北へ向かう美濃路旧道は、城西地区で左へ折れ、名古屋城を背に西へ向かう。
名古屋城の足元とは思えない静かな街並みを、美濃路は一直線に延びる。
押切地区に入る美濃路旧道。
左手の看板建築風の商店に「凧茂商店」の文字。
このあたりは古くから和凧の生産で知られた職人の街。
凧茂は江戸末期の創業。
押切は、かつては鴛鴦(オシドリ)の生息地で、鴛鴦喜里とも表記された地名。
商店の暖簾を見ると、オシドリのキャラクター。
美濃路旧道右手に白山神社。
桶狭間の合戦前に織田信長が戦勝祈願に立ち寄ったと伝えられる社。
古くはこのあたりに榎の地名があり、榎白山とも呼ばれる。
名西地区を進む美濃路旧道。
名西の町名は平成6年から。
それ以前は押切町、八坂町、枇杷島町、葭原町など。