
雑司が谷散人の街道遊歩 1042
伊勢街道 3日目-01 2019.12.11
2ヶ月ぶりの伊勢街道の旅。
3日目は高茶屋から。
高茶屋の集落を抜けた伊勢街道旧道は、国道165号の高架下をくぐると、紀勢本線の踏切を渡り、雲出島貫町へ。
右手には玉造院。

雲出島貫町の伊勢街道旧道。
雲出は「くもず」と読む。
島貫町は旧島貫村で、明治22年から雲出村となった。

島貫の集落の中心地に入ると、旧道左手に明治天皇島貫御休所址の碑が立つ。
このあたりが雲出宿の中心地で、碑の立つ場所は本陣柏屋跡地。
雲出川の渡しを控え、昭和初期の頃までは旅籠が残っていたという。

雲出宿の伊勢街道旧道左手に、神明道と刻まれた道標。
上部が欠けているが、旧長常村の神明社への道を示している。

伊勢街道旧道は雲出川の土手下へ。
右手には開運毘沙門天王霊場の碑。
旧道は土手に沿って右へ折れ、土手上へ上がる。
