見出し画像

雑司が谷散人の街道遊歩 0972

日光街道 7日目-03 2019.10.14

東武宇都宮線の築堤をくぐると、日光街道旧道右手に蒲生君平勅旌碑。
蒲生君平は幕末の儒学者で、寛政の3奇人と呼ばれたうちの一人。
碑は明治天皇の命で建てられたもの。

蒲生君平勅旌碑

日光街道旧道左手に熱木不動尊。
初代下野国司、宇都宮宗円が奥州征伐に遠征の際に戦勝祈願をした不動尊像3体のうちの一つという。
このあたりから宇都宮宿に入る旧道には、蓬莱大黒通りの通称がある。

熱木不動尊

日光街道旧道は旧歌橋町へ。
古く、このあたりの住民が詠んだ歌が、万葉集に載ったと伝わることからの町名。
江戸期には街道沿いに七日市が立ち、賑わったという。

旧歌橋町

旧歌橋町の先は、旧大黒町。
古くから三面大黒天が祀られていたことに因む町名という。

旧大黒町

旧大黒町の先は、旧蓬莱町。
かつて蓬莱観音を祀った観音堂があったという。

旧蓬莱町

いいなと思ったら応援しよう!