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雑司が谷散人の街道遊歩 0954

羽根尾通り大山道 09 2019.9.25

大山道旧道は大秦町交差点で水無川を渡る。
矢倉沢往還の旅で渡った秦野橋(大川橋)からは700メートル程下流の地点。
水無川は水が地下に伏流してしまうことからその名があるが、市街化の進んだ今は工場の処理水などもあり、水の流れる川になっている。

水無川

水無川を渡ると、大山道旧道右手に豆峰商店。
落花生販売の老舗で、明治41年創業。

豆峰商店

台町交差点を過ぎると、曾屋宿の街並みとなる。
右手の立花屋茶舗は慶応元年の創業。

立花屋茶舗

本町に入ると、大山道旧道左手に五十嵐商店。
大正14年築の建物は、石造り風の木造3階建て。

五十嵐商店

片町通りバス停前に、旧桝屋陶器店。
昭和3年築。既に陶器店は廃業しているが、屋号のマークが残っている。

旧桝屋陶器店

本町四ツ角交差点手前の左手に、佐野保全堂。
昭和2年築。

佐野保全堂

大山道旧道の道筋は、曾屋宿の中心地となる本町四ツ角交差点へ。
南北の通りが、2017年5月に歩いた矢倉沢往還。

曾屋宿

大山道は曾屋宿から蓑毛を経て大山へと向かうが、この先はまたの機会とする。

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