雑司が谷散人の街道遊歩 0792
美濃路 2日目-06 2019.5.22
美濃路旧道は県道136号に突き当たると左へ折れ、岐阜街道と分岐する四ツ家追分へ。
右へ入る道が岐阜街道で、一宮、笠松を経て中山道加納宿の先、岐阜町へ至る。
尾張藩が長良川の鮎を鮎鮨にして江戸の将軍家へ送り届けた道筋でもあり、鮎鮨街道、御鮨街道とも呼ばれた。
四ツ家追分を西へ直進する美濃路。
すぐに東海道線の大垣街道踏切へ。
美濃路が大垣街道とも呼ばれたことが分かる。
井之口団地西側を回り込む美濃路旧道は、長束町へ。
長束正家邸跡が近い。
稲沢市民病院東側を北へ進む美濃路旧道。
右手には広大な水田地帯が残る。
宅地化が進む前の、このあたりの原風景に近いのだろうか。
小池4丁目の信号を左へ折れる美濃路旧道は、国府宮一ノ鳥居前へ。
正しくは尾張大国霊神社で、尾張国の国府が近いことから国府宮と呼ばれる。
社殿は一ノ鳥居から一直線に伸びる参道を1キロほど辿った先にある。