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雑司が谷散人の街道遊歩 0514

所沢道 2日目-05 2018.10.3

清瀬橋で柳瀬川を渡る所沢道の小金井街道。
柳瀬川はこの橋のすぐ西で空堀川と合流している。

柳瀬川

清瀬橋を渡ると、埼玉県所沢市。
所沢道のゴールが近づく。

所沢市へ

下安松で所沢道の小金井街道脇を流れる柳瀬川。
柳瀬川は、後に狭山湖となった旧山口村の狭山丘陵の沢から流れてくる川。

柳瀬川

小金井街道柳瀬川交差点先に、和田子育地蔵尊。

和田子育地蔵尊

武蔵野線の高架下をくぐると、小金井街道は愛宕山交差点で浦和方面からの道と合流。
この辺りが安松地区で、古くから上安松村、下安松村に分かれていた。

安松

小金井街道左手、松井小学校前に松井村役場跡の標柱。
旧松井村は昭和18年に消滅。
戦前には武蔵野鉄道(現西武池袋線)の秋津~所沢間に松井村駅があった。

松井村役場跡

小金井街道の医療センター入口交差点から、左手に所沢道旧道が分かれる。
旭町の裏通りとして西へ向かうこの道の先は、西武新宿線を渡る歩道橋。

西武新宿線を歩道橋で渡る

西武新宿線を歩道橋で越えた所沢道旧道は、植の宿と呼ばれた旭町西部を抜け、ファルマン交差点へ。
根岸の交差点とも呼ばれたこの場所から、西へ金山町あたりまでがかつての所沢の中心地で、その先は秩父往還へ通じていた。

ファルマん交差点

青梅街道中野追分からの所沢道の旅は、ここで終点。
「ファルマン」の名は、かつての所沢飛行場で明治44年、徳川大尉の操縦でフランス製複葉機「アンリ・ファルマン」機が1分20秒の飛行に成功したことに因む。

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