雑司が谷散人の街道遊歩 0929
日光街道 5日目-06 2019.8.27
喜沢地区に入ると、日光街道旧道左手に日枝神社の参道が伸びる。
境内は国道4号の西側で、山道には樹齢400年以上というケヤキが茂る。
日枝神社境内の位置は、小山城の北の入口にあたり、境内裏手の丘陵地には、土塁の跡も残るという。
日光街道旧道は喜沢東交差点へ。
ここは日光壬生道との分岐点。
角に建つ大きな道標には「男體山 右奥州 左日光」と刻まれ、天保6年に建てられたもの。
日光へ向かう旅人の多くが、距離の短い壬生道経由だったことが伺える。
長く日枝神社裏にあったものが、近年になってここへ移された。
喜沢東交差点から日光街道旧道は右手へ分かれていく。
喜沢一里塚跡地付近の日光街道旧道。
左手には宅地化から取り残された雑木林の残る一画も。