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雑司が谷散人の街道遊歩 0997 

日光街道 8日目-12 2019.10.23

日光駅前の国道にも杉並木が続く。
杉並木の尽きる場所が、鉢石宿の木戸門跡。

日光駅付近

東武日光駅前を過ぎると、国道は松原町へ。
緩やかな上り坂が鉢石宿の先、神橋まで続くが、往時は石段坂となっていた。

松原町

国道は石屋町へ。
神橋への鉢石宿は、松原町、石屋町、御幸町、下鉢石町、中鉢石町、上鉢石宿で構成された。

鉢石宿

日光名物のひとつが「ゆば」。
日光では「湯波」と書き、豆乳を煮詰めるとできる表面の膜を二つ折りにして引き上げるのが特徴で、京都の「湯葉」よりも厚みがあり、大豆の味が濃い。

湯波

国道は下鉢石町へ。
鉢石は、勝道上人の日光開山の際に、輪王寺とともにできた門前町。
その勝道上人が、日光山を仰いだ際に座ったとされるのが、鉢を伏せたような形の石、鉢石。

下鉢石町

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