雑司が谷散人の街道遊歩 0584
東海道 28日目-04 2018.12.5
東海道旧道は本丸町へ。
膳所城本丸。
膳所の地名のルーツは、天智天皇が都を大津へ移した際、この地を御厨所、すなわち天皇へ出す料理をするところと定めたことによる。
東海道旧道左手に、亀屋廣房。
京都の亀末廣の別家としての歴史を持つ膳所の老舗。
膳所城のあった琵琶湖へ突き出た半島状の地を陪膳(おもの)の崎と呼び、これが詰まって膳崎、膳前となり、膳所に変化したといわれる。
「所」と書いて「せ・ぜ」と読む例を、関東では見たことがない。
関西では膳所と奈良県の御所(ごせ)。
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