雑司が谷散人の街道遊歩 0811
美濃路 3日目-09 2019.6.8
美濃路旧道が犀川の土手から左へ離れると、右手に谷汲山道の道標が残る。
谷汲には、西国三十三所の第33番札所、すなわち満願結願の地となる谷汲山華厳寺がある。
美濃路旧道は墨俣から大垣への道を進む。
左手には水田の向こうに、養老山地を望む。
旧安八郡墨俣町は、平成18年に大垣市との飛び地合併により消滅。
美濃路旧道は安八郡安八町に入ると、東結一里塚跡。
このあたりは古くから結之里と呼ばれた、鎌倉街道沿いの集落。
美濃路旧道の正面には、伊吹山地。
安八町の美濃路旧道の道筋は、鎌倉街道とも重なる。
墨俣宿の南、上宿から二ツ木、入方を経て結へと通じたのが、鎌倉街道のルート。