雑司が谷散人の街道遊歩 0128
矢倉沢往還 4日目-07 2017.5.5
愛甲宿の交差点に「宿愛甲」とある。
「宿」には集落の意があると思われ、宿愛甲の地名が今も残る。
愛甲石田駅西側で小田急線の踏切を渡る大山道旧道は、国道246号に合流の後、石田交差点から再び旧道が左に分かれる。
その旧道でたまたま目にした「月虎かとりせんこう」の琺瑯看板。
大山道旧道に立つ谷戸地名のバス停。
まわりの地形を見渡しながら、谷戸のイメージに合うのがどのあたりかと探してみるのも面白い。
そして、路線バスが国道246号の新道ではなく、きっちりと旧道を辿ってくれているのも嬉しい。
伊勢原への旧道で、久しぶりに大山道の赤いステッカーを目撃。
都内からここまで、これだけの広範囲で貼られている事実に、改めて驚く。
大山道旧道は、渋田川を越えると糟屋宿に入る。
渋田川から上がってきた旧道はT字の交差点を右へ折れて宿に入るが、左から来る通りが、東海道戸塚からの柏尾通り大山道で、ここで青山通り大山道こと矢倉沢往還と合流。