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雑司が谷散人の街道遊歩 0598
東海道 29日目-01 2018.12.18
東海道の旅、いよいよ最後の29日目は、御陵から。
日ノ岡峠へ向けて旧道の上り坂が一段と急になると、左手に亀の水不動尊。
崖の中腹の石垣に据えられた亀の像から湧水が流れる。
ここは日ノ岡峠の改修に尽力した木食正禅上人の草庵跡とのこと。
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東海道旧道左手の石段を上がっていくと、大乗寺。
1500本ほどの酔芙蓉が咲く寺として知られ、秋には朝の白、お昼のピンク、そして夕暮れには真紅に色を変える酔芙蓉を楽しめる。
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日ノ岡峠へと上がっていく東海道旧道。
道はやがて三条通りに合流して峠を越える。
ここは旧道が残る最後の区間。
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髭茶屋追分の近くで車石を見てきたが、大津から京都までの東海道には、人馬の道とは別に二列に敷かれた石の軌道があり、道がぬかるんでも牛車の通行に支障が無いよう、工夫されていた。
日ノ岡峠にある車石広場には、往時の車石が並べられている。
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京都への最後の難所、日ノ岡峠を越える三条通り。
京阪電車の地下化で道が広がったのは、平成9年のこと。
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