雑司が谷散人の街道遊歩 0615
京街道 2日目-02 2018.12.19
国道1号宇治川大橋の下をくぐる京街道旧道の宇治川堤防。
このあたりは淀川河口から約42キロ地点。
三十石舟唄に「淀の上手の千両の松は、売らず買わずの見て千両」とあるが、かつて淀堤と呼ばれた宇治川堤防の松は昭和10年頃に姿を消し、その面影は全く無い。
唯一、京街道旧道が京阪線を渡る千両松踏切にその名が残る。
京都競馬場に近づく京街道旧道。
このあたりは戊辰戦争での東軍、西軍の激戦地。
納所地区に入る京街道旧道。
納所は「のうそ」と読み、淀の港に集まる物資を納める場所の意。
その納所と淀城下との間にあったのが、淀小橋。
宇治川を渡したが、明治36年に宇治川の流路が付け替えられ、橋は撤去された。
淀小橋跡から小さな路地を抜けると、京阪淀駅前へ。
東海道五十七次の55番目、淀宿。
淀城の城下町。
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