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雑司が谷散人の街道遊歩 0659

下田街道 2日目-10 2019.1.3

急斜面の森を抜ける道が続く。
この辺りの地名は鍋失。
この先の河津川中流域に大鍋、小鍋の集落があるが、その由来となっている鍋をなくした場所として関連があるようだ。

鍋失

やがて道は二本杉歩道合流点へ。
古来の下田街道の道筋である二本杉峠からの道。
あいにく今は道の崩落箇所があり、通行止め。

二本杉歩道

下田街道旧道は宗太郎園地の宗太郎杉林道へ。
宗太郎の地名はこの地の開拓者に因むという。
杉は明治10年に植えられたもの。

宗太郎杉林道

宗太郎園地の下田街道旧道沿いには、題目塔や石塔がいくつか。

宗太郎園地

下田街道旧道は、河津七滝エリアへ。
最奥部の釜滝。

釜滝

高低差の小さい蛇滝。

蛇滝

河津七滝を代表する初景滝。

初景滝

河津では滝を「ダル」と読む。
平安期から続く独特の読みで、「垂水(たるみ)」がその語源ともいわれる。

河津七滝

この後、バスで伊豆急河津駅へ出て、下田街道の旅2日目を終了。

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