雑司が谷散人の街道遊歩 0154
清戸道 2日目-03 2017.6.18
四面塔稲荷を過ぎると、周囲には畑が目立つようになる。
練馬といえば大根と思いがちだが、戦後からはキャベツの一大生産地として発展し、東京産キャベツの中でも多くのシェアを誇る。
清戸道旧道に久保新田バス停。
この付近はかつては小作の小字で呼ばれた場所。
バス停から西へ住宅地を少し入ると、おざく児童遊園という小さな公園がある。地名の「サク」は尾根に挟まれた窪地の意があり、ということは久保地名とも繋がるわけで、古い地名を考える貴重なバス停。
大泉から新座市に入った清戸道旧道。
片山地区に入ると、庚申塔のある交差点に出る。
左側の石塔には、榛名神社、阿夫利神社、御嶽神社の三社の文字が刻まれている。
庚申塔のある交差点から西の方向に小さな商店街。
庚申塔に因んで庚申通りと呼ばれている。
この付近の清戸道のルートは判然としない。
清戸道の推定ルートを辿りながら県道36号に出ると、道場バス停がある。
変わった地名だが、ここから東へ少し行くと法臺寺があり、時宗僧にとっての道場だったことによる。
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