雑司が谷散人の街道遊歩 1014
中山道 12日目-09 2019.11.5
樋橋からしばらく国道142号を進むと、右手の砥川沿いに下りた場所に中山道旧道が残る。
古くから「深沢越え」と呼ばれたあたりか。
国道右手のリサイクル工場敷地内を案内表示に従って進むと、一里塚碑がある。
樋橋一里塚跡で、江戸日本橋から54里目。
中山道旧道が工場敷地内を通過していたことが分かる。
国道142号は町屋敷の集落に入ると、左手に中山道旧道が分かれる。
国道下をくぐる地下道も、旧道の痕跡の一部と思われる。
緩やかな下り坂の続く町屋敷の中山道旧道。
振り向くと和田峠西側に続く山並みも見える。
中山道旧道は、やがて木落し坂上へ。
ここは諏訪大社の神事「御柱祭」にて、山から切り出した樅の巨木、すなわち「御柱」を引き落とす「木落し」が行われる場所。
