雑司が谷散人の街道遊歩 0633
中山道 1日目-07 2018.12.29
国道17号右手に大円寺。
天和の大火の火元といわれ、大火は後の八百屋お七の放火事件のきっかけとなった出来事。
そのお七供養のために享保4年に建てられたのが、境内のほうろく地蔵。
地蔵が熱したほうろくを被って焦熱の苦しみを受けるといわれ、祠には願い事を記したほうろくげ積み上がる。
国道17号は白山上交差点へ。
近くの白山神社に因む地名。
中山道の通る高台側が白山上、地下鉄白山駅方向に下ると白山下。
国道17号は巣鴨駅へ。
その手前、ビルが立ち並ぶ国道沿いに、昔ながらの魚屋「魚公」。
江戸市中6ヶ所に置かれた六地蔵。
第1番は東海道の旅で見た品川寺だったが、中山道巣鴨には、国道17号左手の真性寺に第4番の地蔵がある。
巣鴨駅を過ぎると、中山道旧道は国道17号から離れ、巣鴨地蔵通り商店街へ。
板橋宿への途中の立場として賑わったのが、その原型という。
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