雑司が谷散人の街道遊歩 0437
西浦賀道 2日目-04 2018.8.5
急傾斜を上りきると、名越切通しのうちの最も鎌倉寄りとなる第3切通しに到達。
ここで左へ分かれる道は法性寺方面へ。
鎌倉七口のうちでも、往時の姿を比較的よく残すといわれる名越切通し。
但し、江戸期に様々な改修が行われてきたとする調査結果もあり、原風景からは変化しているとする説も。
名越切通しから左手の尾根上に上がると、崖面に横穴のやぐらを4層にわたって多数掘られたまんだら堂やぐら群がある。
まんだら堂は地名で、堂の存在は不明だとか。
名越の浦賀道旧道は第2切通しへ。
最も逗子寄りの第1切通し。
最も狭い部分は道幅90センチ程度。
鎌倉の防衛機能としての切通しの性格を物語る。