雑司が谷散人の街道遊歩 0606
京街道 1日目-04 2018.12.18
大宅から小野地区に入る京街道旧道。
旧道沿いには小野御所ノ内町の地名。
小野の地名は小野小町で知られる小野氏に由来しており、御所というのもその関連だろうか。
京街道旧道は奈良街道との分岐点へ。
ここで京街道は右折。
奈良街道は直進し、六地蔵方面に向かう。
京街道旧道は地下鉄小野駅を過ぎ、勧修寺橋で再び山科川を渡る。
平安期に山科へ勢力を広げた小野一族の拠点が小野の地で、小野小町ゆかりの地も多く残る。
京街道旧道は勧修寺前へ。
「かじゅうじ」と読むのが正しい。
皇室と藤原氏にゆかりが深いといわれ、山階門跡とも呼ばれる。
山門に至る途中には築地塀が続き、門跡寺院ならではの格式が漂う。
勧修寺交差点を右に折れ、勧修寺の南側に回る京街道旧道。
右手には宮道神社。
平安期に宮道氏により建立。