雑司が谷散人の街道遊歩 1013
中山道 12日目-08 2019.11.5
浪人塚のそばに、大きな観世音碑。
石は中山道の路面に使われていた平石という。
浪人塚の先で再び国道142号の下をくぐる中山道旧道は、左へ大きくカーブし、砥川を渡る樋橋へ。
樋橋はこの先の集落の地名ともなっているが、今は目立たぬ橋となっている。
樋橋の集落に入る手前に、蠶玉神社。
山の神の祠もある。
中山道旧道は国道142号に合流し、樋橋の集落へ。
東餅屋、西餅屋と同じく、距離の長い和田宿〜下諏訪宿間に置かれた立場のひとつで、10軒余りの家が並び、賑わっていたという。
樋橋の集落で鉤形に曲がっていた中山道。
今も国道から分かれた旧道にその面影が残る。
旧道左手に茶屋本陣小松家があった。