雑司が谷散人の街道遊歩 0817
中山道 7日目-03 2019.6.11
中山道旧道左手に、赤煉瓦の倉庫。
明治期のもので、米貯蔵倉庫として使われたものという。
中山道旧道は谷津坂の上りとなり、右手には「清水商会」の看板が掛かるサカウエ薬局。
蔵造りの堂々たる構え。
中山道旧道右手に、醤油醸造の有田屋。
創業は天保3年。
3代目当主の湯浅治郎は新島襄に師事したことで知られ、安中では安中教会の建設にも尽力した他、便覧社と呼ばれた日本で最初の図書館を設立し、その跡地の碑も旧道に面して立つ。
有田屋3代目当主の湯浅治郎は、新島襄の創設した同志社ともゆかりが深く、治郎の子、八郎は昭和9年に同志社の総長となった後、同28年に国際基督教大学初代学長に就任。
中山道旧道から裏手の工場へ回り込むと、有田屋のシンボルともなっている大きな煉瓦煙突。
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