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雑司が谷散人の街道遊歩 0872

中山道 9日目-01 2019.7.30

前回で碓氷峠を越え、信州路に入った中山道の旅。
佐久地域のルートが始まる9日目は、沓掛宿から。
中軽井沢駅北側の国道18号で沓掛宿を通り抜けると、上田信用金庫前から中山道旧道が左へ分かれる。
路傍には大きな自然石の道祖神など。

道祖神

沓掛宿西側の旧道は、軽井沢の喧騒を離れ、長閑な風景の中を進む。
「沓掛」とは「草鞋を掛ける」すなわち小休止の場を指す地名であり、京方から来ると碓氷峠を控え、なだらかな高原地帯の道もここまで、ということになる。

沓掛宿から西へ

中山道旧道沿いには、二十三夜塔や多数の馬頭観音が残る。
古く、信濃地方は有数の馬の産地。

二十三夜塔

中山道旧道は古宿の集落へ。
古宿とは、中世の頃の宿場を意味するものだろうか。

古宿

中山道旧道右手に秋葉神社。
この先で旧道は古宿の集落を抜け、国道18号へ合流する。

古宿の秋葉神社

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