雑司が谷散人の街道遊歩 0436
西浦賀道 2日目-03 2018.8.5
名越坂、名越切通しを名越路と呼ぶ資料もある。
名越地名の初出は『吾妻鏡』。
名越坂が横須賀線の真上あたりに出たところで、鎌倉の市街地方向を振り返る。
名越の切通しに通じる谷地の入り口の地形がよく分かる。
いよいよ山道へと差しかかると、旅人を見送る地蔵と庚申塔。
横須賀線のトンネルのほぼ真上あたり。
名越の道。名越の地名は、この道が峻険なことから「難越」と呼ばれたことに因むという。
名越のルートは、日本武尊が通った古東海道ともいわれる。
鎌倉時代以前から三浦半島と鎌倉を結んだ道。