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雑司が谷散人の街道遊歩 0838

日光街道 3日目-10 2019.6.13

中川を渡る国道4号。
この付近の中川は、昭和初期の河川改修までは島川と呼ばれた川で、上流側に見える東武日光線の橋は、島川橋梁。

中川

中川を渡り外国府間地区に入ると、国道4号の西側に日光街道旧道が並行して北上する。
しばらく進むと、右へ筑波道を分ける追分があり、道標が立つ。
安永4年の道標で「右つくば道」「左日光道」とあり、右側面には「東川つま道まいばやし道」と刻まれている。
川妻、前林は利根川西岸の集落。

筑波道追分

外国府間の日光街道旧道右手に、吉羽屋酒店。
昭和初期の佇まいがそのまま残る。

吉羽屋酒店

外国府間の日光街道旧道の先に、雷電神社。
旧道は境内を避けるように西側に回り込み、さらに北へと向かう。

雷電神社

国道4号の築堤脇を進むと、久喜市に入る。
幸手宿の中心部にも久喜町があったが、久喜は自然堤防などの小高い地形を指すといわれ、薪や柴などの燃料採取地とする説もある。

久喜市へ

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