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雑司が谷散人の街道遊歩 0601

東海道 29日目-04 2018.12.18

白川橋を渡る三条通りこと東海道。
親柱の脇に立つ道標には「ひだり ちおんゐんぎおんきよ水みち」とあり、三条大橋手前を曲がる祇園や清水への近道を示している。

白川橋

東山駅そばの三条通り右手に、カドヤ作業服店。
大正12年創業。

カドヤ作業服店

三条通り左手に古川町商店街。
かつては東の錦とも呼ばれた昭和のアーケード商店街。
この道筋は安土桃山期の若狭街道(鯖街道)ともいわれ、廃道となっていたものを寛文6年に古川町通りとして復旧したという。
東海道から知恩院、清水への参道としても賑わった道。

古川町商店街

東山三条交差点を過ぎると、三条通り左手に大将軍神社。
平安京の四隅に置かれた大将軍神社のひとつ。
特にここは京の七口のひとつという要地であり、邪霊の侵入を防ぐ地として重視されたという。

大将軍神社

三条大橋はもう目の前。
その東詰手前に、高山彦九郎像。
江戸後期の尊皇思想家で、土下座に見えるが、正しくは皇居遥拝の姿という。

高山彦九郎像

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