雑司が谷散人の街道遊歩 0468
東海道 23日目-11 2018.8.14
東海道旧道右手に川俣神社。
境内奥に見える木はスダジイの巨木。
幹周り約5メートルだとか。
庄野宿の設置は寛永元年。
東海道では最も遅い設置で、石薬師宿と同様に宿場の経営は厳しかったようだ。
庄野宿を出ると、東海道旧道は国道1号汲川原町交差点を越え、汲川原町の旧道に入る。
汲川原は鈴鹿川左岸の集落。
東海道旧道右手に「従是東神戸領」と刻まれた標柱。
神戸藩領の榜示杭。
凹形に削られているのは、何かに転用された痕跡か。
東海道旧道と交差する女人堤防。
鈴鹿川と安楽川の合流点にある汲川原村は度重なる水害に悩まされ、築堤工事を神戸藩へ願い出たが認められず、しびれを切らした村の女衆が男よりは罪は軽いと踏んで堤防を築き上げたという。