雑司が谷散人の街道遊歩 0501
東海道 25日目-11 2018.9.19
「あいの土山」の「あい」とは、鈴鹿峠を挟んで坂下宿と相対する土山宿の意か。
他に、古くは間の宿だったとする説も。
東海道旧道右手に大黒屋公園。
ここは問屋場と大黒屋本陣の跡。
往来の増加に伴い、豪商大黒屋が控本陣に指定されたもの。
大黒屋公園の先に、大黒橋。
ここも来見橋同様に蔵造り風の欄干。
土山宿はもともとの土山村が東海道を境に南北土山村に分村。
今も東海道北側は北土山、南側は南土山の住所。
南土山交差点で国道1号に合流する東海道。
右手に中山道小幡への御代参街道が分岐。
「右 北国たが街道 ひの八まん道」と刻まれた道標があり、多賀大社への道であることを示すが、もともと春日局が伊勢神宮から多賀大社へ参詣した際に整備された道という。