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雑司が谷散人の街道遊歩 0864

伊勢街道 1日目-01 2019.7.24

前回で美濃路の旅を終え、今度は東海道から伊勢へ向かう伊勢街道の旅へ。
起点は昨年8月に東海道の旅で訪ねた日永の追分。
東海道四日市宿と石薬師宿の間の宿でもあり、東海道の往来と伊勢参りの旅人らで賑わった場所。
ここから国道1号として南へ向かう道筋が伊勢街道。

日永の追分

日永の追分の鳥居は、東海道桑名宿の一の鳥居に次ぐ二の鳥居。
嘉永2年の道標には「左いせ参宮道、右京大坂道、すぐ江戸道」と刻まれる。

参宮道道標

伊勢街道の道筋は小古曽東の旧道に入ると、内部川へ。
旧道に橋は無く、県道の河原田橋で渡る。
東海道内部橋から1.5キロ程下流地点。

内部川

内部川の対岸に続く、河原田の伊勢街道旧道。
静かな家並みが南へ続く。

河原田

伊勢街道旧道左手に、明治期の里程標が残る。
名古屋、守山、豊橋、四日市、宇治山田、久居、津の各市と海蔵村への里程が刻まれている。

明治期の里程標

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