雑司が谷散人の街道遊歩 0518
津久井往還 1日目-04 2018.10.10
津久井往還旧道は小田急線百合ヶ丘駅構内を通り抜けて、南口広場へ。
昭和35年から始まった大規模宅地開発で誕生した新しい街。
開発前は、ヤマユリの咲くのどかな風景があったという。
百合ヶ丘の住宅地を明治期の地図と照らし合わせながら進む。
高低差のある地形ながら、旧道筋は谷地を縫うように曲がりくねり、小田急線沿いの低地へと下りてくる。
柿生駅手前の上麻生では、線路沿いに旧道が残る。
柿生駅東側の商店街となる津久井往還旧道。
日本最古の甘柿の品種といわれる禅寺丸柿の原産地。
商店街には題目碑。
柿生駅前から津久井往還旧道は片平川左岸の低地を進む。
左手には浄慶寺を中心とした高台。
津久井往還旧道は仲村橋で片平川を渡ると、麻生水処理センターへ。
公園として整備され旧道は消滅しているが、その先で小田急線を踏切で渡り、県道3号へ出るのが津久井往還の道筋。