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雑司が谷散人の街道遊歩 0924

日光街道 5日目-01 2019.8.27

引き続き日光街道の旅。
5日目はJR間々田駅前から。
間々田駅入口交差点から国道4号を進むと、右手に小川家住宅。
今は小山市車屋美術館となっている小川家は、思川の乙女河岸で肥料問屋を営んだ商人の家で、明治末期に日光街道に面したこの地に移転してきたという。

小川家住宅

小川家住宅の敷地内には、今も主屋、土蔵、表門、米蔵、肥料蔵の5棟が残り、乙女河岸での豪商ぶりが伝わってくる。

小川家住宅

小川家住宅の少し先に「逢いの榎」の碑がある。
江戸と日光の中間点にあることから、本来は「間の榎」だが、いつの頃からか縁結びにご利益のある「逢いの榎」として親しまれたという。
江戸、日光のどちらからも18里(約72Km)地点。

逢いの榎

逢いの榎の先に琴平神社。
このあたりが間々田宿の南の入口。

琴平神社

間々田宿に入ると、左手に龍昌寺。
3代将軍家光の遺骸を日光へ葬送の際、この寺に遺骸の安置所が設けられた。
境内には「寝起き不動尊」の不動堂がある。

寝起き不動尊

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