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雑司が谷散人の街道遊歩 0638
中山道 1日目-12 2018.12.29
板橋で越えるのは、石神井川。
板橋から王子を経て隅田川に注ぐ。
今も王子駅手前には音無溪谷と呼ばれる深い谷状の流路があるが、かつては板橋から少し下流の加賀付近から深い谷が続いていたという。
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板橋を過ぎると、中山道旧道は仲宿から上宿へ。
仲宿の賑わいはひと段落。
かつての上宿には、木賃宿や馬喰用の宿などが多かったという。
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上宿の中山道旧道右手に縁切榎。
街道の目印として植えられた榎だが、ここを嫁入り行列が通ると不縁になるといわれた不吉の榎。
これが逆に封建時代の女性の支持を受け、離縁を願う女性の支持を受けた。
徳川家に嫁入りした五十宮、楽宮、和宮らの一行は、ここを迂回をして江戸入りしたという。
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板橋宿を抜け、清水町交番前で国道17号に合流する中山道。
やがて右手には南蔵院。
8代将軍吉宗の鷹狩の際の休息所で、もとは荒川沿いの低地にあったが、度重なる水害により高台の今の地に移ったとのこと。
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志村警察署前交差点の左手には、国道に面して凸版印刷の敷地があり、重厚な煉瓦塀が見られる。
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