雑司が谷散人の街道遊歩 0694
美濃路 1日目-06 2019.3.3
四間道から入る路地の奥には、子守地蔵。
安政年間の頃、井戸を掘ったら地蔵が出てきたという。
四間道を北へ抜けると、円頓寺商店街。
清洲越しで移り住んできた商人町から発展した商店街で、大須とともに名古屋の繁華街のひとつとなった。
今も名古屋の下町の雰囲気を残す。
円頓寺商店街からもう一度四間道へ戻り、路地を出たり入ったり。
名残惜しい街並み。
四間道から美濃路旧道へ戻ると、伊藤家住宅。
清洲越しで名古屋へ移った商家、川伊藤家の分家で、享保7年にこの地に屋敷を構えた。
美濃路旧道は外堀通りを越えると、名古屋城丸の内西側の小塩橋西詰で左へ折れる。
このあたりの町名は幅下。
高台の上町に対して、古くから「巾下」と呼ばれた場所。
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