雑司が谷散人の街道遊歩 0945
日光街道 6日目-06 2019.9.18
国道4号右手に、茂原正観音道の道標。
ここを右へ入り観音道を辿っていくと、室町期の創建という茂原観音堂に至る。
庶民の信仰は厚く、多くの人々がこの道を歩いてきたという。
国道4号に、東京から99キロのキロポスト。
この先で雀宮宿に入る。
安塚街道入口交差点を過ぎると、国道4号は雀宮宿へ。
江戸から16番目の宿。
国道左手のスーパーの駐車場に、雀宮宿本陣跡の碑がある。
今は痕跡も無いが、かつての本陣表門は和光市へ移築されたという。
雀宮駅前交差点角に、雀宮宿仮本陣芦谷家。
仮本陣は本陣、脇本陣では賄いきれないときに使われた家で、芦谷家は名主で問屋も勤めたという。
雀宮宿仮本陣芦谷家の建物は、嘉永元年再建のものが残る。
明治天皇奥州巡幸では、小休所としても利用された。
仮本陣の角を曲がると、JR雀宮駅。
ここで日光街道の旅6日目を終了。