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雑司が谷散人の街道遊歩 0901

中山道 10日目-16 2019.8.9

芦田中央交差点角の藤屋商店前に、脇本陣山浦家の標柱が立つ。
芦田宿に2軒あった脇本陣はどちらも山浦家で、もう1軒は本陣土屋家の向かい側にあったが、昭和52年の火災で焼失。

脇本陣山浦家跡地

県道右手に「酢屋茂」の看板を掲げた古い商家。
古くは酢屋で、後に味噌、醤油の醸造もしていたという。

酢屋茂

県道左手の金丸土屋旅館は、文化元年創業の旅籠「津ちや」で、今も旅館を営む。
2階部分が街道に面して少し出ている出梁造りで、大屋根には煙出しも見える。

津ちや

芦田交差点を過ぎると、中山道旧道は芦田宿を抜け、坂を上がっていく。
この先は笠取峠への道。

笠取峠へ

国道142号芦田宿入口交差点から右へ分かれる中山道旧道。
この先は笠取峠へ続いた松並木の残る旧道で、慶長7年に小諸藩が植えた750本余りの赤松の一部が残る。

笠取峠への松並木

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