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雑司が谷散人の街道遊歩 0550
下田街道 1日目-11 2018.11.3
小立野から本立野の集落に入る下田街道旧道。
古くはこのあたりは狩野川に面した崖地で、道は右手の今よりも一段高い場所を通過していたとのこと。
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本立野の集落を抜ける下田街道旧道。
旅籠もあったという本立野だが、今は静かな家並みが続く。
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本立野の集落の先で、下田街道旧道は右へカーブしながら上り坂となる。
この坂を不越ヶ坂と呼ぶ。
越えるにも困難な急坂だったのだろうか。
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不越ヶ坂の先で国道136号を渡ると、下田街道旧道はほんの僅かに土の道が残る。
すぐに天城北道路に遮られてしまうが。
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下田街道旧道は国道136号に合流し、大平の集落に入る。
中宿のバス停があるが、このあたりも立場の跡だろうか。
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国道136号にせり出すような崖地は、狩野城址。
狩野氏の居城。
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国道136号は出口の集落へ。
ここは西伊豆の土肥への道と天城への道の分岐点。
この付近から狩野川流域の平地はぐっと小さくなり、左右からの山肌が近く感じられるようになるが、天城方面から下ってくると、ちょうどこのあたりが下界(集落)への出口という位置付けだったのかもしれない。
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この後、この出口バス停からバスで修善寺駅へ戻り、下田街道の旅1日目を終了。